色弱でもイラストは描けるのか?

色覚異常者(色弱)でもイラストを描きたい!

2021年07月

10日目_大人っぽいおかゆん

気づき

・描かない場所の表現を意識することで目と目の距離感、ほっぺの面積を上手く表現できた
・顔自体の大きさと頭との比率で年齢を大きく左右する。今回は成人女性らしい比率であるため大人っぽく見える
・前髪、もしくはおでこの範囲をもう少し広くとると幼い顔立ちになると思う。次回意識すること



雑記
線を描かない場所は絵描きにとってそれは描いていないわけではないのだと今日改めて感じました。
絵を描かない方、絵を描く方、すべての人間は無意識で描いていない個所に何が表現されているか判断できます。絵を描くことはできないが、デッサンが狂っていたり、不安感を覚えることができるのは描かれている線と線の間やそれが表現する面積に無意識の補完が働くためだと。この補完は日頃から目にしている記憶と比較しているのでしょう。
しかし絵描きは意識的に何も描かれていない空間に何があるかを考えて絵を描く必要があります。絵を描く行為自体は「線でパーツやアウトラインを引く」ことから始めますから、顔ならば目や鼻口といった主たるパーツ、ほっぺや顎のアウトラインに意識が向きがちです。
この意識が固執し、目の「形」やほっぺのアウトラインの「角度」といった線自体の表現にばかり執着してしまう。が、その本質は線自体ではなく線と線の間、顔の例ならば目とほっぺのアウトラインの空間、目と目の間の空間といったペンを置いていない個所にも「顔を表現する」意識が必要なのだと思います。

絵を描き始めたばかりの人が色を塗ったときに違和感に気づける理由はこの描いていない場所に何を表現するかを考えていないからだと思いました。
色を塗ることで初めて線と線の間の空間にペンを置く。線を引くときにできていない事が如実に表れるのでしょう。
描いた線で描いていない空間を表現する。結局のところ「面を描く」の言い換えでしかありませんが、絵を描く際の新しい絵の見方を手に入れました。

9日目_首傾げおかゆん

気づき
・目を離して描きがち。鼻筋の山の麓に目頭があることを忘れない。
・描き込みはガシガシ行っていい。そのあとであえて描き込みをつぶして抜きを作るといい感じ
・ペンはラフではボケが多少あるほうがいい。描き込みをするにつれて具体的な形を表現する際はボケアシのない固めなペンで核といい感じ



雑記
今日は、本当に絵を描くことができてよかったです。
事情がありましてPCR検査を行い、疲れた状態で帰宅しました。時間的には就寝までに1時間、絵を描く時間はあります。しかし何かしらイレギュラーな出来事があると「今日は絵を描くの休みでいいかな」と言い訳にしがちです。その自身の甘さに打ち勝ちました…えらい!すごいぞ!おお!
さらに、なぜか集中もしっかり持ち、学びのある1枚を描くことができました。良かった!うんうん!
…寝ます。

8日目_ほほえみおかゆん


気づき
・目の中の比率を白目を広くする癖がある。瞳の大きさを大きめ(白目の面積を小さく)するとかわいらしくなる
・ 角度を模写したのち、同じ構図で描こうとした際に中途半端に手を加えて大きく修正に時間を取られた。色を乗せる前にしっかりラフを固めるべき。
・ほっぺを面積で作り出せ。線でほっぺを表現しがち。面積でほっぺの「枠」を作る
・得意な(手癖な)構図を描きがち。しっかり描いたことのない構図の絵を参考にして角度を真似ること

集中が持たなかった原因を探る
・昨日の睡眠時間は最近にくらべ30分遅い
・30分のエアロバイクは行っている
・最近はlack先生の画集を見てから描いていたが、今回は何も勉強せずに描き始めた
・耳に水が入ったままで気になった
・前髪が鬱陶しいのでヘアバンドを久しぶりに巻いた。頭が締め付けられている


雑記
今回は描き込みどうこうではありませんでした。集中力も散漫です。
10秒観察もできておらず、明らかに手癖を頼りました。
そして何が原因で違和感を覚えるのか、いまいちわかっていません。明日も同じ構図でもう一度挑戦してみます。

7日目_斜めきつめおかゆん


気づき
・頭の形を意識できずに陰を入れてしまった。見本と比べて対象の形を10秒観察せよ
・清書の際は肌、髪、服などのパーツで切り分け、1枚レイヤーで描きこむ。これによりはみ出しを気にせず、レイヤー移動も少なく描き込みができるようになる
・髪の流れは角度によって流れる方向が変化。手癖で描こうとすると必ず変な方向へ髪の束を描きがち。しっかり観察!

 
雑記
初めて清書に手が届きました。といっても全く描きこめませんでしたが…
清書の段階で様々な気づきを得ることもあるでしょうから、しっかり完成まで1本通しで行いたいですね。考えとしては
・2日間で1枚を描く
・1時間ではなく1時間30分、2時間で描く
・土日に気に入った1枚を選んで完成まで描きこむ
でしょうか。バストアップ構図のカラーラフに1時間程度が私の今のスピード感ですから、できれば平日はこのまま続けていきたいですね。カラーラフの作成でも勉強には十分なっていますし。
土日に完成までもっていくのが一番よさそうですね。これならTwitterにも完成絵を週一で投稿できますし、ペースを崩さずに日々鍛錬できます。


6日目_正面おかゆん

気づき
・ラフ線自体がグレーではなく、少し赤みを帯びた色でラフを描いている。
・グレースケールの時点で彩度の低い色が入ることで色数がさらに増える
・乗算で色を重ねていくことで情報量が増えることは確定。遠目からみた印象が強くなる
・つり目の捉え方は下まつ毛が水平、目頭のまつ毛が下まつ毛とくっつくぐらい近づける
・遠目からの印象を大切に。「○○っぽく見える」を清書の際に形を作る
・グレー塗りつぶし後のラフでくっきり影や光を描くのではなく、エアブラシでグレー色を乗せた際に目立たないが色を乗せた後の印象を大きく左右している。もちろん固有色は乗算で乗せる前提


雑記
今回はグラデーションマップを用いていません。グラデーションマップはとっつきにくいですがラフでの全体の印象を大雑把に方向性を持たせることができるようです。ほかにも色変更に便利なようで、1枚のレイヤーに複数色の色が存在するこの描き方で重宝することでしょう。
ソフトの機能面も様々な発見があります。フォトショップやクリスタの機能はあまりに多く、すべてを把握できるわけではありません。しかし1日1日と使っているうちに自然と理解できたり、その都度検索するなどしてなんだかんだ使いこなせるようになるものです。このことを学生だった自分に伝えてあげたいですね。MMDやAviUtlを一生懸命操作をすべて覚えようとするのではなく、まずは簡単な操作のみでとりあえず作品を作り続けていれば自然と必要な操作は覚えられるようになるのだと。
私だけだったのでしょうか。なぜか学生時代は焦りがあったのです。1日ですべて覚えようとか、詰め込むことばかりでした。社会人の今よりずっと時間はあったはずです。時間がありすぎた、というのももしかしたら原因かもしれませんね。

↑このページのトップヘ